CSV経営/SDGs
トンボ飲料のCSV経営とSDGs
トンボ飲料では、CSV(Creating Shared Value)経営の一環としてSDGsに取り組んでいます。
当社では、この活動を「TSV(Tombow Shared Value)」と称し、社会価値と経済価値の共創をテーマに掲げ、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
3つの共創
- 1.社員の成長による共創
- 専門分野の技術や知識を向上させ、やりがいをもって社会問題解決に貢献する。
- 2.環境に配慮することによる共創
- 可能なかぎり環境適正を考慮して仕事を計画し、常にそこに継続的改善を加える。
- 3.健康と福祉に役立つことによる共創
- 3つのケアを中心に、健康と福祉への役立ちを製品設計や業務遂行のテーマとする。
TSV活動
社員の成長による共創
健康経営
当社の「健康経営」は従業員のアイデアで創られています。提案制度を活用し、従業員自ら働きやすい職場環境について考え、様々な意見やアイデアを取り入れることで、健康経営の実現を目指しています。
>健康経営について(健康経営優良法人認定・とやま健康企業宣言)
女性活躍推進
女性が活躍する職場を目指し、様々な取り組みを行っています。
積極的な女性管理職の登用
育児・介護休業制度の取得促進
時短勤務など勤務時間への配慮
子の看護休暇取得時の賃金保証 など
子育てサポート企業
仕事と家庭を両立しやすい職場環境づくりを推進しています。
有給休暇の取得促進
女性の育児休業全員取得
男性の育児休業取得促進
希望者に対し育休中の面談実施
小学校3年生まで短時間勤務制度の導入
看護休暇取得時の賃金保証
育児環境に配慮しながら働けるテレワーク制度の導入
環境に配慮することによる共創
太陽光発電システムの導入
CO2排出量削減を目指し、PPAモデルを活用して自家消費型太陽光発電システムを製造工場に導入。これにより、電力由来のCO2排出量を年間約61t削減できる見込みです。また、今回設置した太陽光発電システムは、停電時でも日照があれば非常用コンセントにて電気を使用することができ、緊急電源としてBCP対策強化に寄与します。
>トンボ飲料と日本海ガス絆ホールディングスの低・脱炭素化に向けた取り組み(PDF:863KB)
GHPエアコンの導入
2018年の口栓付きパウチ飲料(ゼリー)工場の新設にあわせて、GHP(ガスヒートポンプ)エアコンを導入しました。 従来のEHP(電気式ヒートポンプ)エアコンとの違いは、ガスエンジンを利用してコンプレッサーを動かしていることです。ガスは、化石燃料の中でCO2の排出量が最も少ないエネルギー。大気汚染物質である硫黄酸化物の排出はありません。 また、ガスエンジンを利用することから、消費電力量を大幅に削減することができます。
LED設備の導入
全ての工場および事務所内の電灯設備にLEDを導入しています。LED照明は、一般照明と比べて圧倒的に消費電力が少なく、CO2削減に繋がりました。また、蛍光灯に使われている水銀のような有害物質は使用していません。
その他にも、ごみの分別やエアコンの温度設定の取り決め、インバーターが設置された設備機械の導入など、環境に配慮した取り組みを積極的に実施しています。
健康と福祉に役立つことによる共創
当社では、製品・サービスにおいて3つのケア(マインドケア・QOLケア・H&B&Sケア)による健康と福祉の実現をテーマとしています。また、以下の事業も推進しております。
シャンメリー贈呈事業(シャンメリー協同組合)
全国シャンメリー協同組合では、2005年より児童養護施設に対し「シャンメリー贈呈事業」を実施しています。当組合の企業として、当社もこの事業に参加しています。
日本赤十字社への寄付
日本赤十字社に対し2012年より毎年寄付を行っております。社内制度である「ありがとうカード」やその他の制度に対し、社員からの声1件につき100円として、毎年寄付金へ積み立てを行っています。
地域スポーツチーム「富山グラウジーズ」への協賛
富山グラウジーズオフィシャルパートナーとして2019年よりスポンサー契約を締結しました。地域の皆様と共に、富山グラウジーズの活躍を応援しております。
SDGsへの取り組み
トンボ飲料グループは、経営理念にある「難度の高い仕事に挑戦する」という姿勢をもち、商品の開発から製造、販売までを行い、社会に役立つ存在になることを目指してきました。
国際連合が提唱する"SDGs(Sustainable Development Goals: 持続可能な開発目標)"に賛同し、積極的な取り組みを通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
- SDGsとは…
- SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。 SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。 持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、国家の枠組みを超えた地球全体での共通言語として認知されつつあります。
具体的な取り組み
3つのケアでの顧客創造
H&B&S(ヘルス・ビューティー・スポーツ)ケア、QOL(クオリティオブライフ)ケア、マインドケアの3つのケアで自社設計開発した製品の売上をKPIとして定め、健康と福祉に役立つ製品の自社設計体制を確立します。
廃棄物の軽減
製品廃棄重量、原料廃棄重量原単位の軽減をKPIとして定め、2021年~2024年の毎年度で1%以上軽減。再生不可能な廃棄物の排出ゼロを目指します。
有給休暇取得推進
1人当りの平均有給休暇取得日数をKPIとして定め、有給休暇取得を促進していきます。働きがいのある職場の実現を目指します。