
4月29日の朝、NHKで放送されている「病院ラジオ」を観ました。出演者の方の人間味も垣間見え、いつ観ても感動します。番組に登場する入院中の方や、そのご家族も、様々な困難に立ち向かいながらネガティブな感情を表に出されません。それぞれが自らの手で機会を作り、自分自身を変えようとしている姿がとてもポジティブだと思いました。
スナック都ろ美
私たちの身近にも、常にポジティブに活動されている方々がおられます。一般社団法人mogmog engine様が運営する「スナック都ろ美」は、すべての人が「食」を通じて人生が豊かになるよう、摂食嚥下障害があるお子様や、そのご家族が抱える課題を共有・解決する活動を行っており、弊社も「スナック都ろ美」様が運営するイベントに参加する機会が増えております。お子様のママ・パパを中心に、様々なアイデアを生み出し、子供たちと一緒に全力で「食」を楽しみたいという熱い気持ちが溢れる、そんな団体なのです。
実はネガティブな感情は、ポジティブと全くの別物ではなく、その根源なのではないでしょうか。実際に、自らの手でネガティブな感情をポジティブな意思へと変換し、活動の原動力としている方々がいらっしゃるのです。
心のせめぎ合い
米・ホラー小説の名手スティーブンキング原作の映画「IT」や「スタンド・バイ・ミー」は恐怖と友情をテーマにしています。登場人物がネガティブサイドに落ち、見えない敵に恐怖を感じていると、観ている方も強い恐怖を感じることに。転じて、仲間の友情に気付き恐怖に打ち勝とうという意思をもったとき、観ている方の恐怖もどこかへ吹き飛んでしまいます。それは心にいつも同居する、ポジティブな心とネガティブな心のせめぎ合いなのです。
バランスのしたいこと
弊社トンボ飲料グループにある「バランス株式会社」は、Health and Smileをテーマとして、介助が必要な方や飲み込むのが苦手な方に、水分補給や栄養補給が可能な飲料やゼリーをお届けしています。
様々な困難な場面で、介助をする方、受ける方の心の中ではポジティブとネガティブはいつも微妙にバランスしているのではないでしょうか。そんな人に寄り添って応援したい。バランスという社名をもつ私たちは、心にポジティブな意思が生まれることに、少しでもお役立ちしたいのです。