人口減少化で市場がシュリンクしている状況下、食品市場において現状維持は停滞、縮小を意味します。もし当社が成長を期するならば、現状を打ち破り、新市場、新商品、高付加価値という難度の高い仕事に取り組むことは避けられない必然なのです。
さて、前向きな失敗は、なぜ奨励すべきなのでしょうか?

奨励すべき理由 その1
それは、難度の高い仕事に挑戦するためです。
難度の高い仕事に取り組もうとすれば、必ず失敗の確率は上がります。よって、失敗をしてはいけない社風であれば、難度の高い仕事は絶対に生まれません。やる前に、できない理由を見つけるのが得意な人がいます。しかし、その時点における「できない理由」は可能な限り潰せばよいのです。それでもやらない人は、新たなできない理由を見つけて安心し、永遠にやらない人です。
奨励すべき理由 その2
もう一つの理由は、一歩踏み出して失敗をしてみないと、分からない問題点があるからです。さらには、分からない問題点は解決しようがない上に、当然、その価値有る解決策を手にできないからです。挑戦をして失敗した「前向き島」からは、解決テーマの書かれた大漁旗を掲げた連絡船がやってきます。一方で挑戦をしない「後ろ向き島」からは連絡船は絶対に出航できないのです。
目標を達成するために障害となる問題点が明確に把握できれば、何らかの解決策はどこかに必ず見出せます。無ければ作るか、買うかすればよいのです。この解決策は、一歩踏み込んだ者にしか手にできない、オリジナリティ溢れるものです。そして、他の事業にも転用できる価値が有りそうです。
世の中のブレークスルーの殆どは、多くの失敗という土壌の上に建造されているのです。